パントマイムの神様といえば、パントマイム俳優であるマルセル・マルソーさんですよね。
マルセル・マルソーさんのパントマイムを映像で観てみると、もう本当に驚きました。
手だけを使って魚や虫を表現したり、言葉がないからこそより繊細で細かい表現を用いています。
言葉というのはとても便利なもので、言葉一つであらゆるものを表現したり、伝えることができます。
指でさしながら虫がいるといえばそれがなんの虫なのか、飛んでいるのか歩いているのかすべてを伝えることができます。
しかし、言葉がなければそれがなんの虫でどこにいるのか、その虫は飛んでいるのか歩いているのか細かく伝えなければ絶対に伝わりません。
パントマイムは言葉を使わないからこそ相手にどうすれば伝わるのかを常に考え、極めて高い観察力を持っていなければパントマイムの神様とまで呼ばれることはできないでしょうね。
マルセル・マルソーさんのパントマイムを観たことがないという方は絶対に一度は見てみてください。